目白雑録（ひびのあれこれ）1

『風流夢譚』の出版自体は罪ではないし、

エミリ・ブロンテの『嵐が丘』

ヘトヘト日記

この年になると、ただ馬齢のみ重ねる人間と、年相応の幅広さを身につけた人間との差が、なぜかはっきりしてくる、というと、いかにも自画自賛のように聞こえるかもしれないけれど、実のところは、私にしても姉にしても、子供の頃からやっていたことを今もまだやっているということに、『待つこと、忘れること？』を一冊の本にまとめながら、改めて気がついた、ということなのだ。

老いの微笑

大人になるためには「去勢」が必要なのだ

庭と散文は似ている。いつでも細かな手入れを必要としているから

この詩人にはまるで「散文」は不向きだ、ということも言いたかったのだけれども、

新潮社がつぶれる時は日本がつぶれる時だ

自分の人気が無くなる時は日本も変わる（ユーミンの発言）

「禁煙空間」のひろがり

「顔を描きそこねた犬張子に口のあたりがそっくり」と姉の言う、国語審議会の委員もやっている女性歌人がいつものニタニタ笑いを浮かべて、

数について

山田風太郎の『同日同刻 太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日』

『けさ開戦の知らせを聞いた時には、僕は自分達の責任を感じた。こういう事にならぬように僕達が努力しなかったのが悪かった』清沢洌

あとがき、あるいは、言わなきゃよかった日記

何かの醜悪な滑稽さを言葉で笑う