目白雑録(ひびのあれこれ)3

Fri, 12 Nov 2021 21:19:39 JST (905d)
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(1) 三度目のはじまり (2006年7月)  Edit

twice told tales (語り直し 陳腐な話)

piece of cake (簡単に出来てしまう仕事)

読むことの喜びと幸福

 

(2) オーラの正体 (2006年8月)  Edit

楽観的なアホ

結局のところは悲痛に絶叫する他ない

分析や論理は脇にのけといて、必勝祈願だけでまとまっていく空気

日本代表報道はジャーナリズムの生活習慣病

けなげさ

文学的自己愛の無恥ぶり

 

(3) 「ガットゥーゾだったら顔面にあたっていたね」 (2006年9月) Edit

猛々しく

分析や論理は脇にのけといて、必勝祈願だけでまとまっていく空気

「日本代表」を内面化して必勝祈願に専念した

「精神力」の大合唱 vs 「必勝祈願」

宣伝(メディア)による中田の作られ方

他人事扱い

未来を担う少年少女たちにサッカーを通じて希望や夢を伝えたい

生命の飛翔

馬鹿ばかしい

男根的世界

睾丸的

労働者階級的

睾丸が決定する倫理

 

(4) 菊池寛の呪縛 (2006年10月)  Edit

 

(5) 時代錯誤について (2006年11月)  Edit

けしくりからん

何かに腹を立てる

むろん、自分あるいは自分の価値観が当然受けて然るべきと考えている尊敬に充ちた対応を相手にしてもらえず、馬鹿にされた、と憤る場合である。

 
 
 

(6) 死後の世界 (2006年12月) Edit

著作権 創作の価値 将来の評価

創作に命を捧げる キツネつきまがいの夢見がちの無名な生活無能力者

無精ったらしいキャッチフレーズ的言い方 安易 げっそり

新聞、テレビを中心とするマスコミの言説に拮抗

小説を読むという批評性に決定的に欠けている 文章も上手とはいえない

 

(7) 不快な十二月、あるいは物忘れ  Edit

セージ・ブッシュ、タンブル・ウィロー、西部放浪記

圧倒的に支持されたということになっている

丸谷才一 教養を失った現代人へ 知性と教養に邪魔される

クラシックは19世紀パリの集団レコード鑑賞会となるのであり、それは名曲喫茶よりも不快で、馬鹿にするにあたいした貧しく、うらぶれたうっとしい、気どって古めかしい教養主義。

あまりにもシンプルでほほえましい

昔風教養主義的な図式

 

(8) フットボール日記  Edit

優等生的なものに対する違和感

あくまで高圧的なエリート主義

リタ・ヘイワースの背信 マニュエル・プイグ

すべての道は老婆に通じる

キプリング短編集 岩波文庫

カザースの弾く「島の歌」

「ピーター・シンプル」 マリアット 岩波文庫

ハリケーン 周遊する蒸気船 ジョン・フォード

 

(9) 感冒日記  Edit

卑しむべき性

賤しむべき性

 

「あどきない」文章の書き手

「優れた知性を持つことほど魅力的で「セクシー」なことがあるだろうか」? 茂木健一郎

「美は皮膚だけの深さしかない」

一切の屈託なくジャーナリズム的紋切型を書きつらねるあどけない自己愛でブヨブヨしているアカデミズム論

 

のっぺりした保守的で平穏で大仰なきまり文句が行きかう世界

 

(11) 感情教育  Edit

たかが映画じゃないか

知ったかぶり

甘美な無為

十九世紀的な 話のリアリズム感

胸の悪くなるような無邪気さ

知性というものは、モギケン的なものではなく、自らを少しはかえりみるのである

 

(12) トラーの最後の晩餐、禁煙その他  Edit

欲も得もないといったふうの疲れきった様子で眠りはじめたのだった。

 

(13) 咳々日記  Edit

「女性の品格」 女性としての品格に欠けている

うさん臭い形式主義

ネチネチして教養あるぶったお説教風のおしゃべり好き

品性下劣 病気をして入院しているとその人間の品性というのが強烈にでちゃう

品位、品格 体面と対で無理に保つもの バルザック、オースティン、ディッケンズ

意志の弱さというものが、自分で自分を責めずにはいられない程のものすごいマイナスの価値として語られる。たかが意志の弱さくらいのことで、何で自分をせめなければならないか、まるで理解できないのである。

 

(15) 繰り言(老いの)日記  Edit

生々流転 岡本かの子

山のトムさん 石井桃子

坂口安吾 言語感覚